昨日は久しぶりに本を読みました。


「ぼくと1ルピーの神様」ヴィカス・スワラップ


午後七時に読み始めて、間にすぽるとはさんで、午前四時。


一気読みでした。


ついてきたしおりは一度も使いませんでした。





この本はアカデミー賞で話題になってる「スラムドッグミリオネア」の原作を子安亜弥さんという方が訳したものです。





あんまり詳しいことは書きませんがちょいとレビューを


舞台はインドです。


10億ルピーという賞金のクイズの答えとインドでの貧しい生活を結びつけようとした作者の発想力に驚きです。


そこに主人公にかかわる人々が複雑に絡み合うことでとても魅力的な作品になっています。


そして最後までの構成がすばらしい。


時系列的にはとびとびのエピソードをクイズと絡ませ、結果すべての謎が明かされるという怒涛の流れはまじはんぱないっす





大地の子を読んだ時も思いましたが、他の国の社会問題に触れると日本は恵まれていると思うと同時に、基準を変えれば日本にも問題があり、結局人はそれぞれのコミュニティの中で生かされているだけなのだと痛感します。





とりあえず、今の生活は恵まれてるなあと親に感謝


ぼくと1ルピーの神様 (RHブックス・プラス)

ぼくと1ルピーの神様 (RHブックス・プラス)