医者がちんこ診断②
前回までのあらすじ
体調を崩し病院へかけこむも謎の医者につかまる!これからもまだ診断は続く‥
実は今日ラグビーで脇を傷めてしまったんですよ、と俺は言った
その時な医者の目が光った気がした。
「どんなかんじなんですか?」かくかくしかじか
「そうですか〜何も無いといいですけど内臓破裂していたら大変ですよね〜」
そう、破裂していたらそんなとこに行く前に軽く救急車である。
「じゃあよこになってください」
「ここ痛いですか?」いいえ
「ここ痛いですか?」いいえ
「ここ痛いですか?」痛いんじゃハゲ殺すぞ
「とりあえずレントゲンとってみます」お願いします。
まあどうせ金は戻ってくるからいいやと思ってなんでもやってやる的な感じでいた。
メディカルシステムな俺にとっては色々と興味があったのである。
うん、いいわけに聞こえる◎
レントゲン撮り終えて、戻ってきた。
「あー、‥、なんか横隔膜が普通の人とは違う感じに写ってるネ」そ、そーなんすか
「この直線が怪しい」怪しいとかじゃなくて具体的なことを言ってくれ。
「念のため超音波もとってみます?」なんでもやってくれ。
先日、授業の実験でやったばっかの超音波を自分が体験するとは思ってもみなかった。
「あーよく見えますねー」
無言が続く。
無言。
心配になってくる。
「どうやら大丈夫のようですね」ガビーン
こういうときなんでもないとなぜかショックだよね。
「じゃあ体拭きますね」看護婦再登場。
ぐはっ熱!蒸しタオル熱!
「あらごめんなさい☆おほほほほ」お前にこのタオル投げてやろうか
「検査の結果ではなんも異常は無いようです。少し様子を見てみましょう」
後は雑談して終った。
どんな医者でも患者は頼るしかない。無力。
薬局で薬を貰う時、薬剤師の人がこの病院に電話していたのは別の話。